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就職氷河期の再来?

ワーキングプアの増大がクローズアップされていますが、就職活動期間の長期化のために活動途中に就職をあきらめてしまう学生も珍しくなくなっていることも事実です。

こうした学生の中には卒業しても何もしない無業者(ニート、引きこもりなど)やフリーターになる者も多く、ワーキングプア予備軍と言えます。

途中で活動をあきらめる理由には、就職に対する学生の動機が薄いことが挙げら、そのために、大学入学直後からキャリア形成のセミナーを開き、就職への動機付けを働きかける大学もあります。

また、就職に意欲があっても運悪くなかなか内定が取れず、やむなく2年目の就職活動をはじめる者もいますが、この場合は中途採用・新卒採用・第二新卒採用のどの応募資格に当てはまらず、2年目の就職活動が非常に不利なものになり問題となっています。

2007年の大卒求人倍率は、就職氷河期といわれた1994年3月卒(1.20倍)とほぼ同じ水準の1.25倍となっているため、厳しい就職の現実が突きつけられています。


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