格差社会を生み出している大きな要因がパートやフリーターなどを含む非正規社員の増大といえます。
一生低賃金で働くワーキングプアの急増する現実にマスコミの報道で人々の関心が集まるようになってきました。
最近ではNHKスペシャル「ワーキングプア〜働いても働いても豊かになれない〜」が話題を呼び多くの国民がこの言葉を見聞きするようになりました。
ワーキングプアとは働く貧困層を指す言葉で、人事と笑っていられないくらい深刻な問題となっているのです。
今まで聞きなれないこの社会の階層化を示すワーキングプアは現実に日本で急激に進んでいるのです。
所得の格差が学力の差に現れてきたとの指摘も多く、就職できない、又は就職しても低賃金の若者たちの閉塞感、絶望感が多くの教育問題を生み出していることも大きな問題です。
富裕層とのギャップが深まるばかりの「格差社会」、この問題の解消はこれからの日本が全力で取り組まなくてはいけない重大な課題のひとつです。